DISCOGRAPHY
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シャイン 200/2/9 発売 TOCT−4191 税込¥1,020 |
M2.BACK DOOR M3.月光(インストルメンタル) |
犠牲など慣れているわ 抵抗などできなかった 血を流す心に 気づかないように 生きればよい |
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月光 2000/8/9 発売 TOCT-4236 税込¥1,020 |
M2.Arrow of Pain M3.月光(インストルメンタル) |
I am GOD’S CHILD (私は神の子供) この腐敗した世界に堕とされた How do I live on such a field? (こんな場所で どうやって生きろと言うの?) こんなもののために 生まれてきたんじゃない |
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Cage 2000/11/8 発売 TOCT-4218 税込¥1,020 |
M2.Ash on this road M3.Cage(インストルメンタル) |
私はどうして 夢をみないのだろう? 誰か言って うまく信じさせて 「全ては狂っているんだから」と |
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眩暈 2001/2/9 発売 TOCT-4277 税込¥1,020 |
M2.edge M3.眩暈(インストルメンタル) M4.edge(インストルメンタル) CD−EXTRA仕様 (オリジナル スクリーンセーバー収録) |
残酷に続いてくこの路で 例えば私が宝石になったら その手で炎の中に投げて |
![]() 2001/03/07 発売 『インソムニア』 TOCT-24560 税込¥3,059 |
01.月光 02.イノセンス 03.BACK DOOR(album version) 04.edge 05.We can go 06.call 07.シャイン(album version) 08.Cage 09.螺旋 10.眩暈 11.月光(album version) |
さてアルバムの内容ですがいきなり2000年のソング・オブ・ジ・イヤーとでもゆうべき「月光」で始まる。彼女の曲は日本には、存在しないジャンルですが、アメリカにはCCM(コンテンポラリー・クリスチャン・ミュージックの略)とゆうクリスチャン系のミュージシャンのPOPな作品をこう呼んでいますが、そのレベルと清らかさを持っているのです。2001年の音楽シーンの「キー」になる曲かもしれません。林檎ブレイク後、妙に舌を巻いて歌う女性歌手が増えましたが、今度はやたらテーマの大きい歌詞を歌う女性SSWが増えるかもね?私の今のフェイヴァリッツは「edge」ですが、その他に「We can go」等に見られるカントリーロックへのアプローチを感じる曲に驚かされました。一線を退きつつある40〜50代のベテランSSWもきっと脱帽するでしょう。単なるパクりでなく気持ちいいほど彼女の中で消化できているので、バックのスティールギターの音等があまりにも違和感がないのに驚かされます。これほど真摯な曲が用意されているとは予想以上でした。まさに単にブレイクすることが目標ではなく、歌い続けていくことへの「覚悟」見たいなものが、ビンビン伝わってきます。もちろん今作の彼女のTakefumi Haketa氏のすばらしい選択され尽くしたアレンジも素晴らしいのですが、山弦=佐橋氏と出会ったりすると凄い作品ができるのではともう彼女の未来にまで想いは馳せてしまうのです。今彼女は、ヒット曲とデビューアルバムの完成で達成感に浸っているところでしょうが、彼女のシンガーソングライターとしての道のりは、始まったばかりで、私は私のフェイヴァリットシンガーソングライターの吉田美奈子さんや鈴木祥子さんに続いて、おそらく死ぬまで歌を創りつづけるであろう、またそれをずっと待ちつづける事のできるであろうアーチストが一人しかも20歳の女性で誕生した事に至福の思いです。スペースシャワーTVで「TIME AFTER TIME」を歌っているVをみたのですが、シンディローパーのカバーというより、タック&パティのヴァージョンを意識した歌いまわしに驚き、ヴォーカリストとしても未知なる可能性も感じさせていました。おそらくこのアルバムが売れ彼女は新しい状況下で、かなり誤解され、傷つき、苦しむシチュエーションも瞼に浮かびますが、流れた血を舐めその味を知り、またその血の歌を歌うシンガーソングライターの光と影をずっと見守ってあげたいと思います。何かの縁でしょうか私の 歳の誕生日に彼女のデビューアルバムの発売日が一致し、私にとっても記念碑的アルバムになりそうです。彼女の清らかなる『思い上がり』に乾杯。
私は鳥になり 雑踏を飛んで行く
迷いは羽になり すべてを振り切って行く
Life My Life My Fragile Life
やっと気づいたの 〜螺旋より〜
2001年 3月24日
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